▶オンライン学会

2020年06月10日

新型コロナウイルス感染拡大防止の為に、眼科関連の学会がオンライン開催となり、自宅や職場に居ながらにして学会での全てのプログラムを聴視することができるようになりました。しかも学会開催中であれば、何時でも何回でも観ることができるので我々参加者にとって非常に効率良く勉強することが出来き、とても便利です。これだけインターネット環境が整った昨今、何故もっと早くこのようなオンライン学会が開催されなかったのか、今ではむしろ不思議に思うくらいです。コロナ禍が去った後でも、多くの学会がオンラインで実施される事を期待したいですね。日本経済の効率の悪さ生産性の低さは、以前から指摘されていた所だと思います。今回のコロナ騒動をきっかけに、医療関連では、オンライン学会のみならずオンライン診療が一層普及していくかもしれません。一般企業ではテレワークやオンライン会議が通常の勤務形態として認知され、教育分野でもオンライン授業を教育ツールとして平時でも取り入れる学校が出てくるかもしれません。社会の仕組みや構造が、短期間の内に劇的に変わる、しかも良い方向に変わるとすれば、今回の新型コロナ騒動にも辛抱のし甲斐があるというものです。